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北ヨーロッパ学会は、北ヨーロッパ地域に関する学術研究の発展と、会員相互の自由な学術交流を目的として活動している。学術研究は、自由で開かれた環境のもとでこそ健全に発展するものであり、本学会は学問の自由を最も重要な価値として尊重する。
近年、学術研究と社会・政治・安全保障との関係について様々な議論が行われている。本学会は、学術団体として研究活動の自律性と公開性を重視し、その運営および学術活動に関する基本的な考え方を以下のとおり定める。
なお、本方針の検討にあたっては、日本学術会議が公表してきた学術と安全保障に関する諸声明の趣旨を参考とした。
1.学問・研究の自由の尊重
本学会は、会員一人ひとりの学問・研究の自由を尊重し、その自由な研究活動および学術交流が確保されるよう努める。
2.研究成果の公開性
本学会は、研究成果が広く社会に共有され、学術的な検証と批判に開かれていることを重視する。そのため、研究成果の公表や共有を不当に制限する活動には関与しない。
3.学会運営の独立性と透明性
本学会は、学会運営の独立性および透明性を確保し、特定の政治的・思想的立場や利害関係から不当な影響を受けることのないよう努める。
4.学術と安全保障に関する基本的考え方
本学会は、日本学術会議が1950年、1967年および2017年に公表した声明の趣旨を尊重する。
学術研究は、公共的価値の実現と社会の持続的発展に寄与することを基本とし、研究の目的、方法および成果の利用については、研究者および研究機関が社会的責任の観点から十分に検討することが重要であると考える。
また、本学会は、学術研究が学問の自由および研究の自律性を損なう形で利用されることのないよう留意する。
結びに
本学会は、これらの原則を共有するすべての人に開かれており、所属機関、職業、経歴その他の属性のみを理由として会員を差別または排除しない。
会員は、本会の活動にあたり本方針の趣旨を尊重するものとする。